各地35度36度と軒並み猛暑日と報じています。本当に息苦しい感じがします。午前中早々に畑仕事を切り上げて室内へ…
隣の畑で草取りをされている姿を見かけ、「早くから精が出ますね…」と声かけたものの、何の返事もなかった。聞こえなかったのかな？と思いながら、引き上げる途中、こちらを見ておられる方に気付いた。しかし、見れはいつもの隣の奥さんとは違う。
そういえば、3日ほど前からこの姿見た…と思い返した。いつもなら、声をかければ愛想よく返事が返るのに、その時も返事がなかったけれど、その時から人が違って草取りをしておられたようだ。
「お手伝いされているのですか? 」と聞いてみると、「そう、私は足は丈夫ですから、少しでもお手伝いを…と思って」と話される。
昨年の秋ごろから、ご近所の空き家に越してこられた方、名前も知らないが、この春隣組の組替えがあって同じ組となった。私よりも年配のようだが、都会から越してこられたというのに、一人暮らしの家の畑の草取りをせっせとしていただく。畑の当家はこのところ顔を見ていない。
「ピーナツカボチャ、如何ですか? 」沢山ぶら下がっている中から少し大きめを取って渡した。少し言葉を交わしたものの、名前を聞かずに別れた。
最初のあいさつで受け答えがぎこちなかったことが起因して、今少し心易く話せない自分に気づく。ひょっとすれば、耳の少し遠い方なのか…とも。隣に住まいしながら、なかなか馴染めない私の方が、反省すべきなのはわかっているが…。この暑い日に、黙ってお手伝いに汗を流していただく方、明日こそもう少し言葉を交わしてみたい。せめて名前を聞かなければ…