尼講にて

 月に一度のお講さんと尼講さんの合同お詣り。ところがいつもよりお詣りする人が少ない。町内にもう一つの行事が重なって、お講や尼講の会員さんがお寺にお詣りできないという。
 もう一つの町内行事というのが、氏神様の古宮祭り、例年梅雨時だけど虫干しも兼ねている。朝から町内お宮さんの除草作業がある。その後、太鼓も叩いてそれらしい祭りが執行される。弥陀一佛いいながら、神様も手を合わせている。それはそれでいいのではないだろうか。

 以前なら、いろいろな町内の作業は若い世代が出るのが当然だったが、最近では家の中に若世代がいなくって、高齢者だけでの構成となっている家もある。・・・

 ごえんさん曰く、お講や尼講にお詣りの皆さんは、別に日曜日でなければ出られない年代ではない。町内の行事は日曜日が多い。今後お寺参りは平日にしてはどうですか?…」といわれる。高齢社会ならではの問題提起でした。