老後2000万円の貯金が必要?

 人生95歳まで生きるとしたら、年金だけでは足りなくて、月に5万5千円、2000万円の貯金がないと…と、国会でも盛んに論じらている。そんなお金。しっかり確保できている人ってどれだけおられるだろうか。働いている最中でも、生活費に四苦八苦、貯金の必要は感じなからもとてもとても、追われるばかり。

 働きがつかなくなって、体の 自由が効かなくなって、そのお世話をすべてお金で勘定するからそんなことになるのではないか。家族に、負担はかかるけれど同じ家族なら当然のこととして支え合うことを全く度外視している。

日本の家庭って、そんな味気ないものだったろうか。介護施設はなるほどありがたい。しかし、人生、これから行く道、来た道、みんな家庭の支え合いが誇らしくもあった日本の家族。若世代と同居の我が家、動ける間はできることを家族の一員として働き、できなくなれば、甘えてお世話を受けたい。家中で子育てをし、老後のお世話も家族のみんなの支え合いで乗りきれたらと思う。私だけが思ってるのであって、若世代がどう考えているかは疑問の部分もあるが、今日まで一緒に暮らしてきたのだから・・・と信じたい。老後2000万、そんな余裕は全くない。お金がなくっても、暮らせる田舎暮らしの家庭でありたい。要は、ある程度いただく年金であるから、入りに見あった暮らしをするのがまず先でないだろうか…。