終わった

 彦根市議会議員選挙、24人の当選が決まった。あちこちお世話になつた陣営を応援に回っていたが、残念ながら泣いた陣営が出た。選挙は公平、すべて自己責任と言いたいところだが、人の根性丸出しで、お互いに力併せて地域の繁栄に努力しよう…という姿とは程遠い。組織の推薦の得られなかった方を徹底的に締め出しにかかる。人の心の醜さを見せつけられたようで、地域の心の貧弱さが露呈した感じだった。

 最後一議席を争ったのが、応援した中の二人だったことは、皮肉なことだった。だが、最後に踊りでたのが30歳、5人にも満たないスタッフで、街宣部隊は2人、街頭演説1000回、ついに有権者の心をつかんだ。こんな選挙がある! 余程の強い信念がないと、このスタイルはまねできそうにない、75歳にして、この応援をできたことは、いいメイドの土産になったと思っている。実に楽しい選挙だったが、日に日に上達する彼の弁舌は、実に素晴らしいものがあった。当選おめでとう…今朝、落ちた人の分も頑張って、元気な彦根を作ります・・・とお礼の電話をくれた。