卒業式

 市内小学校が揃って卒業式。全生徒93名、市内で一番小さな稲枝北小学校。卒業生は13名、来賓は18名…。卒業生の夢を聞かせていただくと、自分の両親が営んでいる料理店を、継いで市内で一番有名なお店にしたい…。野球選手になって本塁打王や日本一になって、世界に名をとどろかせたい…。そしてそして、大工になりたいという子が3人もいた…。

 うれしいですね。こんな小さな学校から、世界を目指す子がいるなんて、実に頼もしい。私もこの学校の卒業生。ただし、64年前の話。我が町内70世帯から、同級生は女ばかりの8名。男の子が生まれると5円のご褒美がいただけたという時代のこと。今では信じられませんけど・・・。・分教場が2校、本校と併せて80人。一クラスの教室は、前から後ろまでびっしり机が並んでいた。今は広々( ^ω^)・・・

 大きく羽ばたいてほしい。どれだけ大きな夢を見てもそれは自由。何でも努力次第で報われる時代。頑張れ頑張れ…と声援を送りたい。中の一人に声かけた。「おばちゃん覚えてる? お店探検に来てくれた豆腐屋のおばちゃんやで…立派になったね…おめでとう。」「「僕、本が大好き。今もいっぱい読んでいる。」「そう、いいことだわ。また顔見せてね・・、」小さな学校はそれなりに、一人一人の思い出が深い、幸せな前途を祈ろう…。