予算のできるまで…

 予算の提案権は知事にある。昨年秋以降、各部局から要求額を積み上げて、新年早々予算要求額の説明を聞いた。いわゆる担当部局からの積み上げだが、財政の査定が入って、バンバン削られていく。ひどいものはゼロ査定となるのだが、各部はそれらを我々に説明していただく。「この予算に関してはどうしても必要であり復活折衝で確保したい…」といった説明をつけながら・・・・・
緊縮財政の中で一考を要するものについては痛烈な批判がむけられる。が、例えば安全確保に必要な信号機整備等に関しては、もっと必要だろう…と増額を要求したりする。(もちろん根拠を調べて)

 何回かやり取りする中で、それでも聞き入れて欲しいものについては、会派全員の意見を聞きながら、政調会においても審議し総会に諮って、次なる副知事折衝に入る。本日その要望に出かけた。財政担当さんや総務部長さんお揃いの中で、副知事さんがしっかりと丁寧に意見を聞いていただく。さらに、現段階での考え方を説明いただくのであるが、誠意をお示しいただく姿に、温かみを感じた。・・・かと言ってすべてが要求をのんでいただけるとは限らないけれど、ある程度期待が持てるように感じたのだが、…我が会派の追加総額約2億円の要求。