小売り店の存在価値

 田舎の集落内に食品を含む日用雑貨店が在ったのは、10年ぐらい前まで、次第に町内からこうした小売店が消えていった。反対に買い物難民が増えて、介護保険の御世話になる人がグーンと増えてきたのも事実。

 今までだったら、おばあちゃん車を押しながらも、「ごめんやす…これ下さい、いくら? 」「おうきに…」等々、寒いな、暑いなのあいさつを含め。語り合う場面もなくなっていた。代わって、そうした会話は、デイサービスや老人ホームてコミュニュティ活動として重要視されてきた。

 本日、商工会総会のあいさつの中で、今日の社会的課題から、過去小売店が担ってきた社会的貢献の評価と、そうした暮らしの記憶が消えてしまわない間に、健康寿命の延伸の一つの策として、小売店が繁盛するよう期待する…。と呼びかけました。無理なことを言っている…とは思うものの、暮らしの中でデイサービスに変わる効果が自然に身につく小売り商い、どなたか復活してもらえませんか・・・? と問いかけてみました。