降誕会

 親鸞聖人のご誕生を祝って、浄土真宗各寺院ではこの時期「降誕会」が勤まる。今日、私の町内妙光寺で、門徒衆約60人ぐらい集まって営まれた。昔と比べるといとも簡単、お手間いり…というものは姿を消した。でも、簡単な賄によって参加する人が気安くお参りできるのなら、それもいいこと…と、姑根性をかくしてはみたが・・・

 以前は各家庭で、手作りの料理を親鸞さまの絵像の前にお供えし、お勤めの後それを下げてお参りした皆でいただいたものだ。代表的なものが、今の時期ならではの葦巻き団子・・・米粉で作るこし餡の団子、葦の葉の香りが、何とも初夏を思わせる。
田楽を供えたり、一寸ハイカラにシュークリームを焼いたり、…姑さんはお嫁さんのお手間いりを誉めながらお裾分けしあうわけだが、作り役の若嫁さんにとっては、比べられているようでたまったもんじゃない…、そこで生活改善…

 今では、お参りできる人、前もって申し込み、一人500円持参して、お寿司弁当の二段重ね…ゆっくり雑談ください…というもの。今まで作り役としてやってきた年代にとっては、なんとも味気ないが、若い人には大うけ。年寄り同士で、「もう一度葦巻き団子食べたいな。でも、作れる人いないだろう・・・」とひそひそ。今商品化したら、立派な直売所の売れ筋となろう…。

こやり隆史後援会「隆和会」発会式に出席。行け行け隆史。どんと行け・・・・・ざっと50人。元気な声でエール。頑張っていただきましょう。