どうして海を渡ったの?

 塀の無い拘置所より脱走した若者、尾道向島でもうすでに23日が経過していた。広島市内でで逮捕のニュースに、ひとまずほっとしたものの、模範囚だったと報道されているのを見ると、なんでまた…と非常に残念に思う。29歳という若さ、まだまだ人生やり直せるのに、これでまた刑を重ねたことになる。人を傷つけなかったことがせめてもの救いだ。今度こそ、窃盗癖を悔い改めて真人間になってもらいたい。就職し、まじめな社会人として人と笑いあって語り合える…そんな人の道を歩んでいただきたいと心から願う。同じ年頃の孫を持つ身として、「若いんだから、人生これからだよ、頑張れ! 」

 ところで、隠れていたといわれている向島から尾道(本州)まで、わずかに200mと言われているが。潮の流れが早く水温が低くてとても泳ぎ切れない…と漁師さんの話だった。また、泳いだにしてもずぶ濡れではあとあと困るだろうに…疑問ばかり。しかし、体力に自信のある人なら、ビニール濡れ袋に衣類を入れて、浮袋代わりとしながら一気に泳ぐ…なるほど。どうやら彼の泳いだ時間帯は、流れ時速2.5km程度だったとか…。
必死の思いで決行すれば、こんなすごいことができる技量と知恵の持ち主、トライアスロンも挑戦の価値ありそうだ。頑張れ頑張れ…お母さんも祈りながら再起を待っておられることだろう。、