隣組

町内の臨時総会が開催された。何事が起ったのかな?、普段総会に出席したことのない私にとって、この農繁期の日曜日の朝から…。午前中かかって何を議論?
昼食時、問題となったことについてどう思う? 今日のところは結論に至らなかった…という。

 問題は、町内自治の何かにつけて、隣組単位で活動しているが、近年、その構成において、空き家になったり高齢者単独だったり、組長をする人が限られてきて負担が多くなってきた。組によっては、若い世代も同居し、今までと何ら変わりなく順番にお世話係をしているところもあるが、そうでなく一組中3軒くらいで回しているところもあって、負担が大きい。だから、隣組の組み換えをしよう…と提案されたもの。社協活動の中でも、助け合いは最重要。だから…若い世代を万遍に入れて編成しなおそう・・・とのこと。

 だが、ここで異論が出た。すべて隣組で片づけることは無理、またまた若い世代が出ていくことにつながる。気をつけるのは隣であっても、助け船を出すのは、町内つで力の持ち合わせた人が…とか、考えてみれば、隣組によって過疎になっていくのが多い組と、今も親子何台も暮らすにぎやかな組と偏っている…これも不思議だが、現実。
隣も、そのこ隣も若世代が出ていくと、その後近所はだんだん寂しくなる。家に居つく若世代がある組では、そのお隣も、また近くでも…屋敷内に何世代隣が暮らしてるのも実態。地域による過疎化の進行は、町内の隣組においても同様の傾向がみられるのも、驚きだった。一軒一軒において、家族の在り方を再考すべきだと思う。