快晴

 昨日に続き快晴、4時過ぎからどこかほんわかと明るさを感じる。ついこの間まで6時でも夜が明けなかったのに、5時てもう走りだしたくなる。まもなく田植えの季節。機械化の進んでいなかった時代には、朝の5時にはもう水田に入っていた。冷たい水に素足で一株一株植え付けていったものだ。農家は、朝の力をとても大切に使った。朝仕事の1時間は、午後の倍はかどる。それは、農業に限らずどの仕事にも該当するだろう。

 朝仕事の続きに畑に出る。夜露がとっぶり…野菜に被覆しているビニールの覆いを取る。葉先には露をためてキラキラと光る。元気だね…と声をかけながら朝の味噌汁の具を摘み取る。すでに伸びあがっているスナックえんどう、くるくると巻き上がったつるさきが、触れた途端べきっと折れるくらいに生き生きしている。この命をいただく、今日も元気に暮らせるように…。

 それにしても、4月の気温が28度。水分補給とエアコンを使いましょう…とテレビは要注意を発している。体が慣れていない中での高温だから、熱中症が危険視されるそうです。我々の小学生のころ、琵琶湖で水泳していた。気温が28度だったら、わーいと喜んで浜に駆け出していたものだ。しかし、7月・・・今は4月ですよ。温暖化の危険、農作物には大きな影響がありそうです。
先日まで樹勢も弱く蕾の硬かったボタンが、一気に開花しました。