春のおしまい

 朝から快晴、よしっ!  そそくさと身支度をした。畑にはここ数日の温かさで、ハコベの緑が丈を増し、イヌフグリの小さな白紫が一面に…辺りのごみを鋤きこみながら、一鋤一鋤… 元気の良いムカデが飛び出る。ミミズがいっぱい…これだからこの土は作物が育つ。黒く掘り返された土は如何にも温かげだ。お彼岸になれば、夏作の種まきが始まる。

 昨晩は我が学区の連合自治会長会。ここで役代わり・・・新年度、過ぎた日は短く、向かう日は重苦しく気の遠くなるほど長い。支えあって、一年に全力を注入していただきたい。一緒に来年のこの日が、ご苦労様…と迎えられるように頑張ろう。

 この会で3分間、県政の報告が恒例となっている。「県会はこの22日閉会予定です。彦根市と違って「新年度予算は可決」の見込みです・・・」とちょっと皮肉。健康しが予算の特徴をお話しし、関心ある治水政策について説明。
我が学区では、こうしてわずかの時間だが、いろいろの団体が8つ、それぞれに近況を報告する。他所では見られない引継ぎだ。…これで一年が終わって4月の声とともに活動が開始となる・・・。まだ比良八荒が残っているのだが、すでに畑は初夏の準備が始まった。