予算特別委員会全体質疑の日、議員から質問が出る。答弁者を指名して…そこで指名された答弁の担当部長が、「答弁を〇〇に委任します・・・。」
委任します・・・と委任された答弁者は部長に代わって準備された答弁を行う。
答弁の内容は、部長よりも担当部の職員さんの方が詳しいことは理解できる。が、一般的に議場においての出番はない。
社会人になって県庁に務め、40年近くを勤めあげ、この3月末をもって退職される方の議場での餞…かな?
県職員としての重圧を長年感じながら、最後の日を迎えることはなかなか至難のこと、今日まで、心ならずも定年退職を目前にしていながら退職せざるを得なかった方もおられる…。運不運もあるには違いないが、それぞれのドラマが見え隠れする。感慨ひとしおの思いを込めて、明日の答弁に立っていただく方もおられよう…。ご苦労様です。