甲賀市の選挙開票

 一昨日から盛んに報道されている 一昨日から盛んに報道されている、昨秋行われた選挙における開票作業の不始末…どう考えてもお粗末だ。立場ある人々が相談の末に対応策を考えた結果が、不足票の分を無効投票に上乗せ…というから、信じがたいことだ。結果として出てきた投票用紙は焼却処分とは…。

 せかれる開票現場において、そうした考えしか浮かばなかったのは根、迅速を最優先の結果か。この事態の顛末が明らかになったのは内部告発らしいというから、少しは救われた思いがする。選挙特有の緊張のなかで、対応された方々の気持ちもわかる気がする。しかし、3人もの役職員が相談の結果とは信じがたい。

 投票箱の数の確認…どうだったんだろう。もし、これが、同日行われた市会議員の投票箱なら、一か所まとめて不明となっていたままなら、当落にも大きな影響を残したであろう。告発した方の心中も、複雑であろう。一票の不合があってもその場を動くな・・・とまで言われていた開票作業、なぜ見落としがあったのだろう、開票箱のチェックが漏れた甲賀市選管の在り方が問われよう…。