お坊さんも椅子

 逮夜参りに来ていただくごえんさん、暗くなって寒い中、事務所の窓をノックして「来たよ…」
やっと腰を下ろしてちょっとお菓子を…と袋を破ったところだったので、正直、もうちっと早く来てくれたらいいのに… 少々ぶつくさ思いながらも家に帰った。罰当たりなこと…

 讃仏偈という一番短いお経さん。短いのだから空んじているのであっという間に終わる。主人と高校生の孫と、その後ろに座って神妙に手を合わせている。お勤めが終わってごえんさんが、「ついに長い時間座っていることができなくなってしまった。次から仏さんの前に椅子を置いてほしい…」と注文があった。それも背の低いのでないと、後ろにお参りいただく方に悪いから…と言われる。

座ってお勤めするものとばかり思っていたが、お寺のお参りではすでに全員椅子に変わっている。床の上に椅子を並べて、お焼香は立ち焼香・・・そういう私も、朝お佛飯を供えるのも立ったまま、もうすぐおとりこしを勤めるわけだが、今年から椅子を並べることになるのか…でも我が家には、そんなに数多く低い椅子はない。机の下に足投げ出してでも、仏様にお許しいただきたいと思う。

関西広域連合議会理事会・防災医療常任委員会に出席