お彼岸さん

 お彼岸さん、言葉の響きそのままに素晴らしく晴れた日でした。県立大学の卒業式、晴れやかな袴姿の女子、背広にネクタイ、りりしい若者の姿。今後の活躍を多いに期待できる若者の巣立ちは、まぶしかった。たが、残念ながら椅子にもたれて大きなあくびの見られたことはすごく残念。

 しかし、こうした卒業生はごくごく一部、優秀な卒業生の中には特許を取得し、国際学会で優秀な成績を上げた方が何人もおられた。すごく立派。今まで、卒業式で手をたたくことはなかったと記憶しているが、今日は違った。学位授与されるたびに皆手をたたいた。表彰はもちろんである。最後、謝辞の時だけは拍手がなかったのが、??? シーンと静まり返った中で、最初に誰かが手をたたけば続くのだけれど、その点今日の拍手は???

 午後, 町内のお寺様にお詣りした。寄り道をして少し遅れてお御堂に…すでに読亰経が始まっていた。しまった、メガネ忘れた…隣の方が〇〇ページよ…と教えていただいたが、そのページが読めない。うろ覚えの阿弥陀経を口もごもごしながら…。
お説教が始まった。黒板の字が見えない。窓の反射がきついからであるが、久ちゃん言ってよ…と言わんばかりの雰囲気に布教師さんに申し入れ、次には寒い、ストーブ、火ついてないのと違うか? もっとあったかくして… 高齢者ばかりのお詣りの中では、まだ若い方の私であった。(60代の若い方のお詣りもあるが、やはり使いやすいのがいいらしい。)今日の教えは、「しだいしおくり」…お詣りされた皆さんの子供さんたちは、皆さんの姿を見て、お彼岸にはお詣りするんだなぁ…と分かっておられることでしょう。…とお話でした。さて、?